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劇団カルタとは
創作テーマは、「他者への想い」「社会への祈り」「虚構、理想がもたらす憧れ」
エンターテイメント的演出・構成を通して観客の共感を獲得しつつ、 常に演劇固有の「社会性」に重きを置いた作品創作の実現を目指す。
創作活動の特色
Ⅰ.ドラマ性と社会性を重視した脚本
単なる「ドラマ」展開だけに留まることなく、物語には必ず社会性のあるテーマを織り込む。
劇中で描かれる人物の葛藤や成長は、現代社会の人々が抱える重要な問題や普遍的なテーマと密接に結びついており、観客が人物の感情や行動に心を動かされると同時にその背後にある社会的な文脈にも気づき、考える機会を得ることを目指す。
こうした脚本を通じて、単なる物語に留まらず、観客の意識に深い影響を与え、行動を促す脚本構成を目指す。
Ⅱ. 体験と印象を重視した演出
画的・物語的な「意図」の追及に加え、
演劇特有の深い体験と印象を観客へ与えることを重視した演出を行う。
特に、観客の感覚への直接的な働きかけ、
演劇体験としての意義への意識をもつ。
その「場」でしか体験し得ない
空間的・感覚的な体験と印象的な作品の演出を目指す。
Ⅲ. 構造で解釈できる演劇表現
感情や状況の描写にとどまらず、
作品の構造または演劇表現としての意味そのものが
観客に深い観念を与えることを重視している。
脚本構成(登場人物の関係性、物語の進行、構造的な要素、等)と
演出(印象的演出、意図的な配置、客席由来の空間演出、等)とが、
観客に「物語以上の演劇」としての解釈の余地を与え、
より多層的な理解を促進することをねらう。
演劇の構造をそのものを提示(カルタの読み手)することで、
単に表面のドラマだけでなく、
その背後に隠されたテーマやメッセージを観客が各々で深く感じ取ることができる(カルタの取り手)作風が特徴。
観客に演劇としての面白さと共に観念的な刺激を与え、
普遍的に解釈可能なものを提供する。
沿革
2023年8月20日
2023年11月24日~26日
旗揚げ公演座組発足・稽古開始
旗揚げ公演「千日紅の摘心」荻窪小劇場にて上演
2023年11月24日~26日
2024年4月27日~29日
2024年11月2日~4日
劇団員制度を導入・劇団カルタ発足
第二回公演「春眠の禁忌」シアター・バビロンの流れのほとりにて上演
第三回公演「軌道」阿佐ヶ谷アルシェにて上演
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